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2019年 4月 2日 効率と質にこだわる
皆さん、こんにちは!担任助手の佐藤陽将です!昨日新元号が公表されましたね。私は、自分の名前の1字である「陽」が入れば良いなと考えていましたが、残念ながら入りませんでした。あと1ヶ月あるわけですが、「平成」である内に、何か1つでも目標をやりきりたいと思いました。
さて本題!タイトルにもある通り、今回は「効率」と「質」の話をしたいと思います。
私は、勉強の結果=時間×効率×質であると考えています。そのため、私のグルミはこの3つを特に意識したものとなっています。今回はその内の2つについてお話いたします。
まず、「効率」の話です。
当たり前の話ですが、医学部の生徒が、法学部の勉強に時間をかけても、受験には直接関係ないですよね。この例えは理系と文系という垣根を超えたものなので、当たり前の話です。それと同様に、例えば、上智大学を第一志望にする生徒が時間をかけるべきなのは、早稲田大学の過去問ではないのです。だから、第一志望に出やすい知識を中心に勉強していくことが理想ではあります。「これは第一志望に出る」、「これは第一志望に出ない」ということが楽にできたら、受験勉強が少しは楽にできますよね。とても当たり前の話をしていますが、この知識の振り分けがとても難しいのです。
そこで、私のグルミでは、主に日本史の勉強ではありますが、日本史の知識に6段階で「ランク」を振っていく「ランク分け勉強法」を導入しています。私立大学に限定はしてしまいますが、様々な学部の過去問を研究し、知識ごとの統計をもとに、生徒の志望ごとに出やすさを分析しています。過去問年数については、センター日本史であれば15年分、私立大学であれば400年分くらいの分析をしています。これで、生徒にとって中心的に理解してほしい知識を早期定着できるようにしています。やみくもに全ての知識を定着させるのではなく、合格に必要な知識のみを定着できるように工夫しています。
毎回のグルミでは、センター日本史に絞って、出やすい知識を短答、誤文訂正の問題形式で出題しています。今の時期はセンター知識を定着してほしいのでこのようにしていますが、夏休みあたりからは生徒の第一志望を焦点にして、生徒一人ひとりにあった「オーダーメイド」の知識を定着できるようにしていきます。万全な知識で過去問演習に挑めるように、私もできるだけ助けになりたいと考えています。
次に、「質」の話です。突然ですが、インプットとアウトプットの黄金比率がどれくらいかご存知ですか?少し考えてみて下さい。
答えが見えないようにわざと改行いたしますね。
正解は、インプット:アウトプット=3:7なんです!
どうでしょうか?皆さん、インプットの方が割合が多いと思ったのではないでしょうか?私のグルミで聞いたところ、多くの生徒がインプットの方が多いと考えていました。これはコロンビア大学の研究結果なのですが、私のグルミではこれをもとにした指導をしております。いわゆるアクティブ・ラーニングです。その日に学んだ知識を、他人に説明できれば、知識が定着できているという証にもなるので、その日のうちにできるだけ話し合いをさせています。
グルミの際は、日本史の短答を解いたり、国語の問題を解いた後、自分の考えについて他のメンバーに説明させています。国語であれば、なぜその選択肢を選んだのか、なぜ他の選択肢を消去したのか、自分で説明することで、より論理的な思考をできるのではないかと考えています。日本史であれば、短答を解説する際に、周辺知識について話し合ったり、おすすめの暗記法を教え合ったりするなど、とにかくワイワイやっています。
東進でせっかくグループミーティングという良い制度があるので、私はそれを大いに活用しています。皆さんも、自分が所属するグルミを最大限に活かして、チーム全員で受験を成功させましょう!
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