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2018年 11月 24日 理系大学生の研究を紹介♪
こんにちは!千葉大学工学部の井上皓貴です。
理系学部を目指す受験生の目指す皆さん!入学後のイメージを持つことは、勉強のモチベUPに繋がります。そこで、今回は私の通う大学の研究を紹介します♪
簡単に説明すると、物体の中身を電気で可視化する新技術の応用研究をしています。
例えば、おにぎりに電流を流して電圧を測る作業を数百回繰り返し、中身の抵抗や静電容量の分布を逆算することで、具の形を当てられる!というものです。
この技術を使えば、体の血栓の場所を当てて病気を未然に防げたり、工場ラインの滞りを当てて効率を上げられたり、良いことが盛りだくさん♪
しかし、精度が不十分だったり、測るのに膨大な時間がかかったり、実用化に向けて課題が山ほどあります…。電極の置き方や計算方法を試行錯誤して、これらを解決していくのが私の役目です。
自分で考えた方法を試して、ダメなら別の方法を考えて試して、数千回に及ぶ地味な作業の繰り返しですが、効果が出た瞬間がとにかく面白い!こうしてGETした発見は、数式や図で論文にまとめ、学会で発信していきます。
実は、研究では受験勉強の物理と数学をフル活用します。また、限られた時間で研究をより前に進めるために何をすべきかを考える事は、限られた時間でセンターの得点を伸ばすために何をすべきかを考える事と、とても似ています。
受験勉強は、大学に入った後の研究にも活きてくるので、頑張りましょう!
【高0、高1、高2生の皆さんへ】
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